X線センサシステムLINE型で検査できるもの 2021.07.29 技術コラム 検査できるもの 噛み込み ダーツ 斜めシール(つかみ損ね) 袋の2枚取り X線検査システムの特徴 低エネルギーX線を用いているため、薄い噛み込みも高精度に検知。 ⇒薄いものへの感度が高いという特性があります。 包装機内に組み込むことができ、生産ラインのレイアウト変更が不要 包装機内では商品の姿勢が安定しており、シール部の変形や折れ等の発生が少ない。 ⇒変形や折れは誤検知の原因となります。 X線センサシステムのLINE型構成 給袋包装機への組込例 商品がX線センサを通過する際のX線透過量を計測することで、噛み込みを検知することができます。 組込位置 ①シール前検査…充填~ヒートシール間に設置 ヒートシールにより噛み込みがつぶされる前の状態で検査することで、より高感度に噛み込みを検知することができます。 ②シール後検査…ヒートシール~冷却間に設置 噛み込みに加えてダーツも検知することが可能です。 噛み込み検査とは前の記事