枚数欠品・過多によって生じる問題

商品の枚数欠品や枚数過多によって生じる問題は様々なものが挙げられます。

  • お客様イメージの低下
  • 過多による内容物のつぶれ
    など

このような問題を起こさないために、弊社X線センサシステム(スポット型)でどのように枚数検査が行えるかマスクを用いて解説します。

枚数検査の検査原理

こちらの図はX線検査のイメージです。
弊社のX線センサシステムでは、枚数の増減による輝度(X線の透過量)の差を利用して検査を行っています。マスクの枚数が少ないとその分遮られるX線の量が減少するため輝度が上がります。

弊社のX線センサシステムの特長は下記の2点があります。

①枚数過多も検査が可能

枚数が不足している場合はもちろん、枚数過多な場合でも両方を同時に検査することができます。

②有無検査も可能

枚数検査だけでなく納書やエージレスの有無検査にも対応しています。

サンプル製品について

サンプルとして用いているマスクはコンビニなどでも販売しているような、袋に数枚マスクが入っている商品です。
なお、今回は4枚入を使用しています。

スポット型センサによる枚数検査

スポット型センサでマスクの枚数検査を行います。

マスクが適正量(4枚)入っている場合の波形グラフです。

マスクが一枚欠品している場合の波形グラフです。

左図が4枚正しく入っている場合はOK判定なのに対し、右図は3枚で枚数欠品がありNG判定となっています。

検査風景動画